ハガレンについて (痛いことを書いてみよう!)

開始当初からの予定通り、10月で終了するようです。あと1ヶ月。このまま行けば稀に見る名作アニメになります(断言!)! 以下、私の思うところのその理由!

  1. この大人気中にして、延命措置を講じない潔さ。=テンポの良さ。
    終盤、この期に及んで*1ストーリーは一気に加速している感すらあります。*2この勢いが素晴らしい! 打ち切りや手抜きや冗長や時間稼ぎやの商品に食傷気味の我々*3の心に、これは思ったより激しいカタルシスを与えています。私はワンピやNARUTOが大好きですが、そのアニメが「名作か」と問われれば 主にこのテンポ の点でYES とは答えません。*4 そこに持ってきての、この快感! ブラボー!  はい、次!
  2. 「いのち」を軽々しく扱わない
    人が死なない訳じゃない。むしろ大量に死ぬ。人でないものも大量に命を失くす。でも、名前すら語られず死んでいく命にも ちゃんとひとつ分の命の重さを感じる。それがハガレン
  3. 「こころ」を軽々しく扱わない
    たびたび狂気の淵を覗き込む人々の闇、兄弟の葛藤、権力に対する無力感、自力では不可避な孤独。凄くリアル。 綺麗ごとだけで生きてきた人は殆ど出てこない。でもそれこそまさに現実世界。
    この、自分の周りの現実と重なる=楽しいことも無いわけじゃないけど根本的には辛い状況、の中で傷付きながらも立ち上がる、しかも、底の底から信頼し合う相手を守り、守られながら。この姿。 羨ましい! あ、いや、そうでなくて、いや、結局そうなのか。 そこに、微かながら力強い希望の光を見せる。それがハガレン

私 アホだから、入れ込みすぎて、自分の中で仲間が殺されて血が流れる感触を感じましたよ。気持ち悪かった。

ハガレンは、もちろん原作も大人気で、私も大好き。牛さんが本当に漫画やハガレンを楽しんでいる雰囲気まで、全部好き! でも、アニメは途中から原作沿いのオリジナルストーリーに入り、原作は完結してませんのでオリジナルの結末を迎えることになります。どちらも期待してますぞ!
完結してから後であれば、続編を作るのに対してはやぶさかではありませんよ★ というかむしろ激しく希望!
   あ〜 語った。 みんな大好き。

*1:日本語の使い方間違ってるよ!

*2:頑張って細かい辻褄合わせて下され。

*3:敢えて複数形

*4:これは、大人気作が故の、WJ連載モノ故の、原作が大長編故の、あれやこれやの事情によるところが大きいと思ってます。そしてそうであるならば一方的にその事情を「よくない!」と言う気もないのです。だってその諸々の事情は同時に、ワンピやNARUTOを今もこの世に存在せしめている事情でもある、と考えるからです。もちろんアニメ好きとしては少々残念ではありますが。