10/17の日記を/18のところに書いちゃってます
やられた。散歩中に、不意を付かれた。ざっくりいっちまった。体に穴、空いちまった。
最初からその予感はあった。そう。ヤツがその路地から飛び出してきて私と目を合わせた瞬間から。
やり過ごすことも出来た。が、私を睨みつけるヤツの目。ぎらぎらと輝くその双眸に思わず手を差し伸べてしまったのだ。
そして、悲劇は起きた。
ヤツは、左利きだった。その柔らかい掌からは想像もできない、鋭利なツメを持つ左前手が一閃した。避ける間など、もちろん、ない。私に分かったのは、それが私の腕に触れた瞬間、ヤツが"くっ"と手を握るようにして更にツメを食い込ませ、より深いダメージを与えようとしたことくらいだ。
血が、痛みが。 止まらない。
うそんこはーどぼいるど風味の日記(2004.10.17)。犯人は写真のならず者。